昨日雨がやんだ後、スーッと雲が切れて青空が見えてきました。
七ツ森(ななつもり・宮城県黒川郡大和町)がよく見える丘に登って、のどかな景色を眺めましたよ。
七ツ森(宮城県黒川郡大和町)
七ツ森は7つの山の総称です。(松倉山、笹倉山、撫倉山、大倉山、蜂倉山、鎌倉山、遂倉山)
全ての山に「倉」がついていますが、これは岩を意味しているそうです。
この風景を眺めた場所は、宮城県唯一の村、黒川郡大衡村の大衡城址の丘。(昭和万葉の森がある大衡村)
駐車場が2ヶ所整備されていて、天守閣を模して作られた建物もあります。
大衡城:築城1544年・廃城1590年の山城です。
おじゃまします。
周りの森。雨の後は一層緑が濃く見えます。
お城作るにはピッタリの一等地ですね~。(西南の方角)
下に見える道路は国道4号線・奥州街道です。
昔も田んぼが見えたんだろうなぁ。(南の方角)
この田園風景はこれからもずっと変わらないでいて欲しいです。
七薬師掛け
七ツ森の各頂上には薬師如来が祀られていて、一日ですべて詣でることを「七薬師掛け」といいます。
無病息災が叶うと言い伝えられているのですが、1日で全部登るのは結構きついみたいです。(友達が以前チャレンジした)
ポコポコこんもり。
城マニアの方はこれが何の役目をしていたかわかるのでしょうね。
ちらっと検索しましたが、仲良しの習性上、検索ラビリンスから戻ってこれなくなるので閉じました(苦笑)
お城ができたのが1544年。現在は2019年ですから475年後の人間が、昔お城があった丘から七ツ森の景色を眺めているわけです。
今から475年後・2494年の大衡はどんな風になっているのかなぁ。。
どんなに近代化しても、美しい自然はそのまま残していて欲しいです。